低用量ピルの賢い使い方

低用量ピルでの避妊の仕組みとピルのマイクロチップ化

低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症などの疾患がある人や避妊目的で使う人など、全世界で1億人が使用していると言われています。女性ホルモンが含まれていて、ピルを飲むと体は妊娠していないのに、妊娠していると勘違いした状態になります。そのため、排卵は起きなくなり、結果として生理をコントロールすることができすようになります。服用を辞めて数日すると生理が始まるので、規則正しい生理周期になります。
低用量ピルは、1日に1回飲むことが必要になります。ピルの体内での効果は36時間、つまり1,5日です。ピルを飲み続けていないと、効果は持続しないので、飲み忘れないようにしなければいけません。毎日決まった時間に飲む習慣をつけることが重要です。飲む時間は、いつでも良く、夜寝る前など自分が忘れない時間にすることができます。
しかし、忙しいときなど、つい飲み忘れてしまうことがあります。12時間以内でしたら、忘れたと気づいた時点で薬を飲めば効果は持続しますが、それ以上過ぎてしまうと、残念ながら避妊効果はなくなってしまいます。病院へ行き、医師の指示を仰ぐ必要があります。
このように、低用量ピルはとても高い効果を持つ薬ですが、たった1回の飲み忘れのために効果がなくなってしまうことがあります。それを防ぐために開発されているのが、ピルのマイクロチップ化です。ピルの中に埋め込まれたマイクロチップは胃酸によって活性化し、受信機へとデーターを送る仕組みになっています。薬を飲んだかどうかを追跡できるので、飲み忘れを防ぐことができると期待されています。受信機の代わりに、スマートフォンを使うこともできるようになり、医師にもデーターが転送される仕組みも考えられています。